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【意外と簡単!】圧着端子の種類・用途・選定方法を紹介します。

圧着端子は種類が様々。サイズも多くあるので『どれを使えばいいの?』とお困りになったことはありませんか? 今回はそんなお悩みに答えるべく、圧着端子の種類や、選定の方法について詳しくお話します!

圧着端子の種類

”圧着端子”は『用途・電線の太さ・ビスの太さ』の3つの情報から選定する事ができます。 まずは圧着端子の種類を用途別に紹介します。 自分が施工する時にベストな選択が出来るように種類を覚えましょう! 圧着端子の種類は主に4種類。
  • 丸形圧着端子
  • Y型圧着端子
  • 棒型圧着端子
  • 絶縁被覆付き圧着端子
それぞれにメリットやデメリットがあるので詳しく見ていきましょう。

丸形圧着端子

丸形圧着端子は先端が円になっているのが特徴。円の真ん中にビスを入れて端子台に締め付けます。

特徴と用途

特徴:先端が円になっているためビスがはずれない限りケーブルが抜ける心配がない 用途:重要性が高い場合や、離線による危険性が高い系統に使われる。(例:強電系統、動力系統、課金系統など…)

Y型圧着端子

Y型圧着端子文字のとおり先端がアルファベットのYの形をしている端子です。 Yの凹の部分にビスを入れて端子に締め付けます。

特徴と用途

特徴:一言で言うと丸型端子の簡易版。先端がY型になっているためビスが端子台から外れなくても緩んだだけで抜けてしまうデメリットがあります。 メリットとしては端子台のビスを緩めるだけで付けられるので施工が非常に簡単なことです。 端子台のビスは定期的に『増し締め』が必要なのですが、Y型端子は緩むだけで離線の恐れがあるので特に注意が必要です。 用途:離線が起きても重大な事故にならない重要度が低い系統に使われる事が多い。施工する側としては施工がかなり楽になるので喜ばれます。

棒型圧着端子

棒型圧着端子は先端が棒になっています。端子台で仕様するものではないので、丸形・Y型とは分けて覚えておきましょう。

特徴と用途

特徴:圧着の方法、サイズの選定は他の物と変わらないのですが、先端が棒状になっているため限られたものにしか使えないため、使用頻度は高くありません。 用途:穴に入れて接続する”差し込みタイプ”の機器にするために使用されます。差し込んだ際は抜けないかを良く確認しましょう。ちなみに最近ではフェルール端子といった棒型によく似た端子がよく使われてきています。

絶縁被覆付き圧着端子

今まで紹介した端子は圧着する前にスリーブという絶縁カバーを端子の根本に付ける事で充電部の露出を控えて感電を防止します。 絶縁被覆付き端子の場合は最初から端子に絶縁物が付いていて、その上から圧着することで感電を防止。 主に小さい端子で扱われる事が多く、丸形、Y型、棒型の全てで絶縁被覆付きがあります。

特徴と用途

特徴:本来おこなう端子にスリーブをいれる作業は数が多いと作業時間もその分多くなってしまいます。絶縁被覆付き端子はその作業が省略されるので時短になります。 用途:絶縁被覆付き端子は作業量が多いほど効果を発揮します。なので、物量が多い場合に使われることが多い。

圧着端子の正しいサイズの選定方法

圧着端子を選定する3つのポイントのうち『電線の太さ・ビスの太さ』の2つについてお話します。 丸端子、Y端子を間違えても施工はできますが、サイズを間違えるとそもそも圧着ができないので、よく確認することが必要。

圧着端子の呼び方

圧着端子は組み合わせごとに呼び名のようなものを持っていて、それを確認することで選定できるようになっています。 下記の画像を例にすると…
R(①)の部分は”丸形”を挿します。形状の表し方は
  • R:丸型
  • Y:Y型
  • TC:棒型
このようにアルファベットに割り振られています。 1,25(②)の部分は電線の太さを表しています。
  • 1.25→1.25mm2
  •    2   →2.00mm2
  • 3.5  →3.50mm2 
このように、使用する電線にあわせたサイズが書いてあります。 3(③)の部分はビスの太さを表しています。
  • 3→3.00mm2
  • 5→5.00mm2
このようにビスの太さを確認できます。 これらをまとめると『R1.25−3』は…
『丸形・電線の太さが1.25・ビスの太さが3』の条件で仕様出来る圧着端子というのがわかるわけですね。

端子に適合する電線の範囲

電線には”単線”と”より線”があります。それぞれ適合する端子のサイズが若干異なります。 電線ごとの選定表として下記をご覧ください。
電線のサイズを間違えると、圧着端子に入らずに圧着できなくなります。よく確認しましょう。

ビスのサイズの選定方法

ビスのサイズ表記は特に難しいことはありません。 表示されたビスの経(スタッド経)にあったものを使用するようにしましょう。

まとめ:正しい圧着端子の選定を!

本記事では圧着端子の種類や選定方法についてお話しました。 圧着端子の選定を間違えると、作業が止まってしまったり、安全な施工ができなくなってしまいます。 『用途・電線の太さ・ビスの太さ』これらの条件を確認して、間違いのない選定をしましょう。 本記事が圧着端子を使いこなす鍵となれたら幸いです。

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